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素材へのこだわり

素材へのこだわり

経年と共に美しくなる住まいを目指して。

無垢の木の床は柔らかく、夏はさらりと、冬は暖かく過ごすことができます。時が経つことで汚らしくなるのではなく、艶が出て味わいの増す、そんな愛着のわく家を目指しております。そこで育つ子供たちには、本物の素材に触れ、温もりを感じながら暮らして欲しいという願いから、こなから建築工房では自然素材にこだわり、自分自身が納得してお勧めできるものだけを使用しています。
素材へのこだわり

こなからの家のこだわり

  1. 地元の木を使う

    構造材には埼玉県飯能市の西川材(ひのき)・秩父産材(ひのき)を使用しています。生まれ育った気候や地のものはその人に合うように、木材にも同じことが言えます。地産地消の推進はもちろん、家を建てるうえで地元の木を使うということは理にかなっています。また、ご希望でしたら自宅に使用する材が加工される様子をプレカット工場で見学する事も出来ます。これも地元の木を使うからこそ可能になる貴重な経験です。
  2. 自然素材の木の家

    こなから建築工房では、安心して健康に暮らしていただきたいという想いから、ビニルクロスや集成材などの化学物質を使用した新建材を極力使わないようにしています。 自然素材を多く使用した木の家は、手を掛けることで時を経るごとに美しくなってくれます。きちんとお手入れ出来るか不安に思われる事もあると思います。ちょっとしたコツなどをアフターメンテナンスの定期点検にお伺いした際にアドバイスいたします。
  3. サイディングは使いません

    現在建てられている多くの家は『サイディング』と言われる外壁材を使っています。年月を重ねると汚れやコーキングの劣化などどうしても汚い印象が強くなり、メンテナンスが必要なため高額なランニングコストがかかります。 こなから建築工房では、屋根は瓦・ガルバリウム鋼板、外壁はガルバリウム鋼板・板張り・漆喰しか採用いたしません。どれも初期費用は高くなりますが、メンテナスのしやすさや劣化しづらいものを採用しております。

西川材を使う理由

埼玉で育つ杉・桧。

こなから建築工房では、構造材には埼玉県飯能市の西川材(ひのき)・秩父産材(ひのき)を使用しています。地元に育った木は、気候にあって長持ちし、地域の虫にも耐え、家の耐久性を向上させます。環境負荷の少ない、地産地消の良さを活かした木の家づくりをおすすめしています。

1:地元の木を使う

今の住宅業界の仕組みでは自分の建てる家の木がどこで育ち、どのように加工され建てられているかを知ることは難しいように感じます。こなから建築工房では『地産地消』に力を入れており、埼玉県飯能市の西川材を構造材として使用しております。埼玉県の南西部、荒川支流の入間川・高麗川・越辺川の流域が西川林業地です。この地方の材が「西川材」と呼ばれます。西川材は、木材の色、艶が良く、年輪が緻密で節の少ない木材として知られています。古くから建築用として使われ、今も地元の家屋はもちろん、その質から日本全国の神社仏閣にも利用されているんです。 家を建てる気候風土で育った木を使うことは、住む人にも木にも良い環境といえます。地元の木を使うことで、地元の林業も盛んになり地域の活性化にもつながっていきます。

風土を知る

なぜ飯能では、良質な木材が育まれるのでしょうか? それは気候と土壌がスギやヒノキの生育に適しているからです。 秩父山地と関東平野との中間で、それほど高くない標高の森林地帯が広がる地形、そしてその地形による気象条件。更に、耕作地としては痩せた土壌が、スギ・ヒノキの生育に適した環境をつくっています(地域の大部分が秩父古生層からなる褐色森林土、平均気温12~14度、平均降水量1,700~2,000mm、降雪は年3~4回と比較的温暖)。

木目の詰んだ優良材

西川林業地の木材はゆっくりじっくり、枝打ちや間伐をていねいに行い、丹精こめて育てられます。 直径20センチほどの木材に育つまで、スギで40年、ヒノキで50年ほどかけて育ちます。他の産地の木材よりも10年以上長く時間をかけています。その分、年輪幅が緻密で木目が美しいのです。また、枝打ちや間伐をていねいに行うことで節の少ない良質な材になります。使い込んでいくほどに艶が出る、味わい深い木製品となります。 杉のヤング係数で比較してみると、全国平均:E 70のところ、西川材はE80~E90と強度の高さも証明済みです(こなから建築工房では、フォレスト西川にてグレーディングによるヤング係数の計測を行い、ヤング係数100以上の柱を使用しています)。※ヤング係数とは材料の変形しにくさのことです。この数値が大きいほどたわみにくい材という事になります。
 
 

2:地産地消だからできること

こなから建築工房では、プレカット工場が飯能市にあるフォレスト西川さんに加工をお願いしています。グレーディングによるヤング係数の計測を行い、ヤング係数100以上の柱を使用しています。ご希望の方にはプレカットスケジュールとタイミングを合わせて見学をしていただきます。最近はプレカット工場見学を行っている会社も多いですよね。自分の家に使われる材の加工を見られるのはとても貴重です。ぜひ見学に参加してみてください。

プレカット工場の見学

プレカットとは、建築現場で組み上げやすいように木材の接合部をあらかじめ工場で加工することです。木材の接合部は、はめ込む部分は仕口(しぐち)や継手(つぎて)と呼ばれます。丸太を柱や梁などの角材に加工するのが製材所で、木材の接合部をつくるのがプレカット工場となります。 昔は大工さんが手で加工していましたが、より高い精度で効率よく組み上げるために1990年代から次第にプレカットが一般的になっていきました。今では木造軸組工法の住宅の90%がプレカットで加工されています(林野庁「平成27年度 森林・林業白書」より)。 工場見学では、社員さんに加工状況を機械ごとに丁寧に説明いただきます。見学したご家族には毎回大変喜んでいただいています。無垢の柱は見た目では強度の強い弱いが分かりません。しっかりと強度試験を行い数値を印字された柱は安心ですね。加工を見学いただいた木材を使ってご家族の家を上棟します。

 


フォレスト西川の構造材プレカットについて

 

【CAD】

技術力の向上を図りコミュニケーションを大事に

綿密な打ち合わせと、二人体制によるチェックでお客様のご要望にお応えしています。N値計算、壁量計算も可能です。

 

【構造材】

一本一本を丁寧に品質管理しています

材料の投入時に反り曲がりの見極めをし、大工経験者による検品作業を行っています。プレカット機械で対応出来ない部分も熟練大工による手加工が可能です。羽柄材(間柱、筋違、根太、垂木等)構造用合板(床合板、野地合板)の加工を行います。山から工務店まで、地元の業者が協力して一つの家を造ります。

 

【グレーディング】

無垢材の良さを引き出します

無垢材に対するヤング係数の測定が可能です。国産材の普及と、高品質材の供給を目指しています。

 

【四面プレーナー】

寸法通りの仕上がりです

杉、桧等オーバーサイズの製材品を、加工前にプレーナーで寸法を合わせます。お施主様、設計士様などの工場見学も、随時受け付けております。

 


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