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確かな性能

確かな性能

ちいさな工務店だからこそ、たしかな性能をご提供します。

こなから建築工房では、安心して家を建てていただくために建設性能評価を取得し積極的に第三者検査を行っております。全ての物件で許容応力度計算と気密測定を実施。長期優良住宅の認定も全棟取得しております。実際の施工途中の現場をご見学いただく機会も設けておりますので、お気軽にお問い合わせください。
ちいさな工務店だからこそ、性能はしっかり確保しながらコストを下げ、自由度の高いご提案ができると自負しています。

確かな性能

こなからの家 基本性能

  1. 全棟構造計算を実施

    木造2階建て住宅などの建物は構造計算が義務づけられていないため、構造計算を行わない会社が多くあります。資格をもった建築士が仕様規定に則して設計すれば、建築基準法に定める構造耐力を有している家だと認められるからです。しかし実際には強度が足りない可能性もあることから、こなから建築工房では安心して暮らしていただくために全棟で許容応力度計算を実施しています。住宅性能評価における最高等級の耐震等級3をお約束します。

  2. 全棟気密測定を実施

    完全外張り断熱を採用し、高い断熱性能と気密を確保しております。気密(C値)が取れていないと、空気の流れをコントロールできずに建物内で温度差のある家となってしまいます。また、いくら良い断熱材を厚く入れてもこの気密が取れていないと内部結露を起こしカビや腐朽菌が繁殖しやすくなってしまいます。
    埼玉県の次世代省エネルギー基準(Ⅳ地域)はC値5.0以下とされていますが、こなから建築工房では第3者機関による全棟気密測定を実施し、C値0.5以下をお約束します。

  3. エアコン1台

    最近はハウスメーカーなどで全館空調が主流となっております。高額な器機を設置し、高額なメンテナンス費用、高額な電気代を払って快適な環境をつくっています。
    こなから建築工房では、高断熱・高気密住宅であることに加え、パッシブデザインを取り入れることで、上記なような大げさな機械に頼らなくてもルームエアコン1台で家中の冷暖房を賄えます。設備費や電気代も安く、環境負荷も少ないため自然にも優しい家となっております。UA値は0.46以下をお約束します。

こなからの家 性能詳細

高気密・高断熱の家を実現するために。

快適な家づくりには、気密性と断熱性のどちらも重要です。こなから建築工房は、健康で快適に暮らしていただくために様々な工夫を行い高気密・高断熱の家を実現しています。

1:気密は快適な家づくりの要です

気密性能が高ければどうなるのか、家の中に屋外の汚れた空気や不快な熱が侵入せず、快適で健康的な暮らしが実現します。いくら良い断熱材を厚く入れても室内の気密が取れていないと壁内で内部結露を起こします。グラスウールやロックウール、セルロースファイバーなど水を吸いやすい断熱材は結露水を吸い断熱性が損なわれるだけでなく、木材のカビや腐朽菌の繁殖を促します。
健康被害も心配ですが、一番心配なのは建物の耐久性の低下、アンカーボルトや金物を使用している場所の腐りになります。夏場に氷の入ったグラスは結露します。それと同じように冬の外気で冷やされた金物が室内の暖かい空気に触れると結露を起こすのです。力のかかる大切なところにホールダウン金物や筋かいプレート、アンカーボルトなどが使われており、ここが結露してしまうと腐朽菌が繁殖して実際に地震等が起こった時には金物の役割が果たせないなんてことも良く耳にします。
これから住宅をお考えの方はきちんと断熱・気密・換気を理解されることをお勧めいたします。

C値0.5以下をお約束

『C値』とは「隙間相当面積」のことで、家の気密性(隙間がどのくらいあるか)を数値で表したものです。この数字が小さいほど気密性が高く、冷暖房効率が良くなります。計算式は、家全体にある隙間面積(c㎡)を延べ床面積(㎡)で割って算出されます。(単位はc㎡/㎡)
これまで、こなから建築工房がつくってきた家はC値0.09〜0.31で、平均C値:0.21 となっています(2022年2月時点)。自信を持って、C値0.5以下をお約束いたします。

こなから建築工房の基本性能(C値)

次世代省エネルギー基準における地域区分(H11基準)※C値(相当隙間面積)について2009年4月1日の改正省エネルギー法から、表示義務がなくなりました。

気密処理はここまでやります

こなから建築工房では、高気密・高断熱の家を実現するために、施工には特に気を付けています。断熱の継ぎ目はもちろんですが、窓廻り、設備配管などによる断熱材に開ける穴など得に神経質になります。細かい現場管理が必要になり、職人さんも厳選しています。一棟一棟真摯に取り組んでいるからこそ、C値0.5以下を実現できるのです。

 

当社は外張り断熱で防水と気密、防湿層をとっているため、付加断熱のアクリアネクストでは気密処理は行なっておりません。床下の外周部分と土間にはネオマフォームの20ミリを床下エアコン用に施工しています。

サッシ 》
圧倒的な断熱性能を実現する樹脂窓

建物の開口部である窓の機密性は非常に重要です。こなから建築工房では、LIXILの「樹脂窓 EW」を標準採用しています。防火地域の場合には、高い断熱性能と防火性能が両立した樹脂窓APW330(YKK AP)を採用しています。

LIXILのウェブサイトはこちら

 

LIXIL 樹脂窓 EW[ 複層ガラス仕様 ]

2:断熱工法と断熱材

こなから建築工房では、外断熱工法を採用しています。基礎、壁、屋根の上まで断熱材で隙間なく包み込んで家全体を断熱します。断熱材のキレ目がなく気密性も高いからあたたかさを保ちやすい、だから家のなかで極端な温度差が生まれにくく、部屋を移動する際の体感温度の差が少なく快適に暮らすことができます。寒さを心配することなく大きな吹き抜けを設けることができます。また、ロフトや小屋裏、階段など、家の隅々まで同じ温熱環境になることで、家のいたるところが心地よい居場所になってくれます。断熱性能をあげるためには、もちろん断熱材の選択も重要です。壁と屋根には「カネライトフォームFX 50mm」と「アクリアネクスト 105mm」、基礎には「パフォームガード50mm」と「ネオマフォーム 20mm」という断熱材を採用しています。

屋根・壁 》 カネライトフォームFX

カネカ製の建築断熱材「カネライトフォーム」シリーズは、独立した小さな気泡の中に気体を閉じ込めることにより、熱伝導の三要素「伝導・輻射・対流」を抑制、熱を効果的に遮断します。高い性能によって壁の厚みを抑えられることも特長です。同シリーズの性能をより向上させ熱伝導率0.022に達成した高性能断熱材が「カネライトフォームFX」です。環境にやさしいノンフロン断熱材であり、建材トップランナー制度対象製品(押出法ポリスチレンフォーム断熱材)です(2016年販売開始)。

カネライトフォームについてはこちら

屋根・壁の付加断熱として、アクリアネクスト105mmも使用しています。

カネライトフォームFX と各種断熱材との断熱性能比較

※1:吹き込み用グラスウールはJIS A 9523、吹付け硬質ウレタンフォームはJIS A 9526、それ以外はJIS A 9521によります。 ※2:カネライトフォームFX厚さ50mmと同等の断熱性能に換算した場合の厚さ(mm)。出典:カネライトフォームFX パンフレット

基礎 》 パフォームガード

AFM社が開発したパフォームガード(防蟻断熱材)は、人体に無害な無機質(ホウ酸系化合物)を均一に含有させる技術を用いて作られたもので、世界で唯一の特許製品です。防蟻性能が半永久的に持続します。成分の自然分解がないため土壌汚染もなく地球環境に害を及ぼすこともありません。シックハウス対策規制対象外建材、ホルムアルデヒド等の有害物質の発生もなく、健康や環境に配慮した商品です。オゾン層破壊や地球温暖化につながるフロン系ガスを使用していません。
燃焼時に塩化ビニールのようにダイオキシンを発生しません。住宅や建物の基礎はシロアリ対策の一番大事な部分です。防蟻断熱材で足元から住宅や建物をガードします。
ノンホルムアルデヒド製品でシックハウス対策規制対象外製品です。

 

基礎内の付加断熱に、ネオマフォーム20mmも使用しています。

 

防蟻基礎断熱システム10年保証・概要

※保証条件等、詳細は販売会社サイトをご確認ください

こなからの家 標準仕様

耐震等級 基礎・躯体ともに許容応力度計算による耐震等級3
気密 全棟気密測定実施 0.5c㎡/㎡以下
外皮平均熱還流率(UA値) 0.46W/(㎡・K)以下

長期優良住宅・認定手炭素住宅

取得
住宅性能評価 設計・建設取得 / 耐震等級3・耐風等級2・劣化対策等級3・維持管理対策等級3・断熱性能等級3
構造材 埼玉県飯能市の西川材(ひのき)・秩父産材(ひのき)
断熱材・外張り断熱 壁・屋根:ネオマフォーム   50mm  基礎外:パフォームガード50mm
断熱材・付加断熱 壁・屋根アクリアネクスト105mm  基礎内:ネオマフォーム20mm
外壁仕上げ材 ガルバリウム鋼板・板張り・漆喰
内装仕上げ材 床:西川材無垢杉板 壁:珪藻土クロス・漆喰
屋根 ガルバリウム鋼板縦ハゼ葺き 瓦葺き
雨どい タニタハウジングウェア ガルバリウム鋼板雨どい スタンダード半丸105
ガラス・サッシ LIXIL:樹脂窓EW ・ YKK AP:APW330
換気設備 ダクト式第三種換気ルフロ
防蟻 高耐久化住宅処理のホウ酸防腐防蟻「ボロンdeガード®」
玄関ドア ユダ木工MIYAMA
建具 造作建具
キッチン 造作キッチン・ウッドワン
浴室 TOTO:ハーフユニットバス・タカラ:ミーナ
トイレ パナソニック:アラウーノ
洗面台 造作

薪ストーブのある暮らし

冬の暖房器具として薪ストーブをお勧めしています。薪ストーブの炎が体の芯からじんわりと暖めてくれます。お料理にも大活躍、家族が自然と集まり会話も弾みます。
薪ストーブを採用するときに悩むのが「薪をどう確保するか」ということ。こなから建築工房では、薪ストーブを設置されたお宅向けに薪用の間伐材を無料で提供してもらえるようにサポートしています。ご興味がありましたらお気軽にご相談ください。