景色を楽しむ家『みのりの家』

カテゴリ：新築

performance

長期優良住宅 / 住宅性能評価：設計性能評価・建設性能評価 / 耐震等級3（許容応力度計算による） / 劣化対策3 / 断熱性能等級6 / 一次エネルギー消費量等級6 / UA値0.33WW/㎡K / C値0.15c㎡/㎡

— のどかな畑風景に包まれた、2階リビングの住まい —

建設地は、埼玉県北本市石戸。畑が広がるのどかな調整区域の一画にあり、北・東・南の三方向が大きく開けた、抜群のロケーションです。この恵まれた環境を最大限に生かすため、2階リビングの設計としました。リビングからは、四季折々に移ろいを愉しめる田園風景を一望でき、朝日から夕暮れまで心地よい光と風が通り抜けます。 2階には大きなウッドデッキを設け、もうひとつの“屋外リビング”として計画しました。天気の良い日には、コーヒーを片手にのんびり過ごしたり、ご家族で食事を楽しむこともできる、もうひとつの大切な家族のスペースです。

高台の敷地と外構計画

敷地は道路より約1m高い緩やかな高台に在ります。一番低い南面には駐車スペースを設けましたが、室内から車が見えないように板塀をデザインしました。景色を楽しめる開放感と道路側からの視線を程よく遮るプライバシー性を両立しています。

畑のある暮らし

クライアントは近くに農園を借りているご夫婦で、「新しい家でも畑を楽しみたい」とのご希望がありました。そのため、日当たりの良い南側の庭を一部畑として利用できるよう計画。撮影時には、一面に野菜が実り、ちょうど収穫の季節を迎えていました。「庭と畑がつながる暮らし」は、この家のもう一つの魅力です。

朝日を感じるキッチンとウッドデッキの朝食時間

お料理好きなクライアントは、週末に一週間分の食事を仕込むほどの料理上手。そのため、キッチンには並列の食品庫を設け、冷凍庫も置けるよう広めのスペースを確保しました。また、朝日がたっぷりと差し込む東側にキッチンとダイニングを配置。天気の良い日には、2階のウッドデッキで朝食を楽しむ時間も生まれます。

素材は、こなから建築工房らしく自然素材と木の質感を大切に。穏やかな景色に溶け込む外観と、快適な温熱環境を実現する高気密・高断熱の性能を兼ね備えた、「自然とともに暮らす家」が完成しました。

仕様

構造：在来工法 / 柱・土台：埼玉県産材ひのき（西川材） / 梁：米松無垢材（一部集成材）/ 外壁：漆喰・一部板張り / サッシ：LIXIL EW（樹脂サッシ）トリプル/ 外張り断熱材壁・屋根：ネオマフォーム　50ｍｍ / 壁・屋根付加：断熱アクリアウール105ｍｍ / 基礎外：パフォームガード 50ｍｍ / 基礎内付加：断熱ネオマフォーム 20ｍｍ / 屋根：ガルバリウム鋼板縦ハゼ葺き / 内部壁・天井：珪藻土クロス / 床：1F 西川材杉無垢板・2F 西川材杉無垢板/ 造作材：杉無垢板/ 建具：すべて造作建具（シナ）