メニュー

これまでの仕事

狭山ヶ丘の家

カテゴリ:

performance

気密(C値):0.16c㎡/㎡ / 許容応力度計算による耐震等級3
『狭山ヶ丘の家』は土地探しからご一緒させていただきました。ご案内させていただいた一番最初の土地でご決断されたのをよく覚えております。二区画の建築条件付き売地だったのです。二区画のうち南側は日当たりは良いのですが、2棟あるアパートの生活動線にありカーテンを開けて生活できないと判断し、あえて北側の土地を建築条件を外しご購入いただきました。その時は更地のため、南側建物形状は分かりませんでしたが、予測から日照は厳しいだろうと判断し、リビングを2階とし中庭をつくることで開放的な空間となるよう計画いたしました。開口部位置も普通に南側につけてしまうと、前家の壁しか望めないため東南、南西角に開口を設け目線の抜ける計画としました。こなから建築工房初となる木製造作建具にて納めております。
建物は30坪の土地建つ延べ床面積28坪で、家族4人を想定した住まいです。住宅密集地に建っており、採光や目線の抜けを大切にした『中庭』のある住まいとなっております。 外観はガルバリウム鋼板を主に一部無垢板張り。ガルバリウム鋼板の冷たいイメージを木製制作建具や板張りにて優しいイメージに変えて、前を通る人々に配慮いたしました。構造は埼玉県飯能市の『西川材』檜を使用し、床の無垢板にも『西川材』杉を使用しております。 完全外張り断熱で施工しており、暖冷房はルームエアコン1台で家全体をまかないます。耐震等級も最高等級3を許容応力度計算により確保。気密測定も実施し、0.16c㎡/㎡と高気密実証済みです。住む人にも家計や自然にも優しい家となっております。

date

所在地:埼玉県所沢市 / 竣工:2019年8月 / 構造・用途:木造・戸建住宅 / 工事種別:新築 / 面積:94.39m²(28.50坪)/ 総工費:2500万円~3000万円

関連記事
この記事をシェア